こんにちは、やしばです。
2023年9月に北海道3泊4日の旅行をしました。
1泊目は定山渓温泉の「定山渓第一寶亭留 翠山亭」へ宿泊。
- 宿泊日:2023年9月(平日)
- 旅行スタイル:ひとり旅
- 宿泊プラン:1泊2食付きプラン(ご夕食6,000円コース)
- 客室:檜風呂付きツイン
- 宿泊エリア:定山渓温泉
- 交通手段:札幌駅からレンタカーを利用
- 予約:じゃらん(3,000円クーポン使用)
- 料金:34,538円(税込)
1晩でファンになった旅館でした。
【客室】檜風呂付きツイン 源泉100%
札幌駅から50分ほど運転して緑の山々に囲まれた定山渓温泉に到着。
宿に到着したのは15時。チェックインできる一番早い時間で、さっそく客室へ。窓から定山渓の山々が見え、とても落ち着きます。
今回は一人旅です。旅館でゆっくりしたくて、温泉付の客室にしました。
お茶菓子には金つばとサブレ598というお菓子。「サブレ598」は、定山渓にある朝日岳という標高598mの山から名付けられたそう。
客室の檜風呂です。木製の格子窓が付いており、夜はそこから月を見上げることができました。
檜の香りも良かったです。
客室によって檜風呂や展望風呂などいろいろあるので、好みの客室を選ぶ楽しさもあります。
また、客室に温泉がある一番のメリットはいつでも入れること。当日、翌朝ともにゆったり源泉100%の湯に浸かりました。
源泉が「掛け流し」ではないのは、定山渓温泉の源泉が75度と高温のためです。客室のお風呂では、湯船に半分ほど温泉を入れられていました。そうすることで、源泉は100%のまま、入る時にはちょうど良い温度になるのだそうです。
アメニティには、洗面台にクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、パックなどがありました。あとは歯ブラシやくしなども。お風呂には、シャンプーなども常備されています。
翌朝は紅茶と茶菓子のサブレを食べて、ゆっくりした時間を過ごしました。
カップにある宿のロゴがまた良いです。
前日は雲(霧?)が出ていましたが、翌朝は青空が見えました。
【温泉】
定山渓第一寶亭留 翠山亭には、大浴場、離れの湯屋「森乃湯」、貸切風呂があります。
この日は離れの湯「森乃湯」に行きました。
館内から森乃湯へ向かう連絡通路があります。
「あえてシャワーなども設けず、昔ながらの湯治場の雰囲気をお愉しみいただけます」という紹介文が刺さり、客室に温泉が付いていても行きました。
通路を歩いた後は、一度外に出て向かいの建物が森乃湯です。
ゆったり座れるスペースもあります。
温泉も、室内と露天どちらも趣があり素敵でした。
湯上がりドリンクもあり、心が満たされました。
【食事】夕食
夕食は桑乃木という食事処にて。夕食・朝食ともにいくつか種類があり、予約プランが分かれていました。今回はどちらも一番リーズナブルなメニューを選びました。
寄せ鍋のタコや魚のすり身は、ヘラを使って鍋に落とします。
美味しかった・・・レタスをサッと茹でたのも美味しいですよね。彩りも鮮やかに。
口に入れるとふわっと香ばしさを感じました。
食事を挟んでから、最後はほどよい甘さのプリン。お米も美味しかったです。
【過ごし方】ラウンジ「古窓」
夕食後、外を散策してからラウンジ「古窓」に来ました。
夜食やドリンクが無料で愉しめるラウンジです。夕方も行こうか迷っているうちに、昼寝していました。
ハレとケ洋菓子店のデザート、夜の時間帯にも置かれていて嬉しかったです。
そば茶やコーン茶など。コーヒーや紅茶もありました。
なんと、お酒のバーカウンターがありました。こちらは夜の時間帯に提供されているようです。
北海道の銘酒もありました。お酒は強くないので、お茶とお菓子、日本酒を少し取りました。
夕食でお腹いっぱい・・・でしたが、一休みした後のデザートはスッと胃の中に消えていきました。
ラウンジはそれなりに席数があり、奥には1人でも過ごしやすいカウンター席もあります。
【過ごし方】イルミネーション(期間限定)
宿泊した時期は、「JOZANKEI NATURE LUMINARIE 2023」というイルミネーションイベントが開催中でした。フロントで入場券を渡されたのですが、こちらは宿泊者限定のイベントだったようです。
二見公園から二見吊橋までの間を歩いて、イルミネーションが楽しめます。そんなに期待していなかったのですが、プロジェクションマッピングなどで木を照らしたり、温泉地にゆかりのある河童がモチーフになっていたりと、良かったです。
はすの葉に紛れて、河童の頭も浮かんでいるというユニークな演出。
写真では映らなかったのですが、木々を星のような小さなプロジェクションマッピングで照らして、その光たちが動く景色も綺麗でした。
平日の宿泊でしたが、それなりに人が来ていました。イルミネーションって人がいなさすぎても少し寂しいので、ほど良い活気があり良かったです。
【食事】朝食
翌朝。朝食会場は昨日と同じ桑乃木にて。ハーブバイキングの朝食にしていました。
銀色の箱の中に入れられたおかずなどは出てきました。その他、ご飯やお味噌汁、豆腐などは自由に取れるスタイルです。
お刺身や焼物など、美味しかったです。
バイキングコーナーです。おかゆや、カレーもありました。
カウンター席の雰囲気。窓から光が差し込んで良い気分になれます。
坂ノ上の最中
定山渓第一寶亭留グループはいくつか旅館を営む他に、お菓子屋さんなどもやっています。「坂ノ上の最中」というお菓子屋さんは、翠山亭の1階にあります。
宿泊者は予約ができたので、昨日の夜に予約をして、朝受け取りにきました。
上品な黒い箱に入れられています。要冷蔵かつ当日中に食べる必要があったので、朝食後に受け取って、チェックアウトまでの間にお部屋で食べました。
いちごの最中と、シャインマスカットの最中にしました。土台となるスポンジケーキの上に、ムースと果実が乗っています。最中の上の蓋は別で付いていて、食べる時には蓋を閉じて食べます。
どちらもさっぱりとした甘さで、良い食後のデザートになりました。
【まとめ】1晩でファンになった
翠山亭、まさに「温泉旅館でゆっくり」できてとても満足です。
旅館内に置いてあった冊子なども読みましたが、滞在中の楽しい時間をつくることへの気持ちが言葉にされており、実際の体験からも、とても説得力を感じるものでした。
次は誰かと来ようかな、他の旅館も泊まってみたいな・・など、思いを馳せながら次の土地へ向かいました。