人見知りコンプレックス期

人見知りコンプレックスと戦ってた時期

先日、インタビュー記事を書くための取材を初めて行った。緊張しつつも思った以上に楽しい時間でホッとしつつ、いい記事を書くぞ!と意気込んだ休日。

私は部屋で、録音したデータを聴きながら文字起こしに取り掛かる。

録音データの再生ボタンを押す直前、「めんどくさいなぁ」「会話のときの自分の声聞くの恥ずかしいなあ」という気持ちがでた、が、えいやっとボタンを押してしまう。

・・・・・

インタビュー相手「あれがこうでね・・・」

私「うんうん」

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あれ?なんか、自分の声思ったよりいいな・・・と思ってしまった。こんな声だったけ?たしかに自分の声だけど、なんか違うような。と、予想外の自分の声に対する自分の気持ちに笑えてきた。

たぶんインタビューでハキハキ楽しそうに喋っていたから、よかったのかもしれない。

録音したときの自分の声が嫌いという話がある。私は完全にそのタイプの幼少期で、小学生くらいのころからそう感じだったし、なんなら「人見知り」がすごくコンプレックスだった。

人見知りを治したいと、高校時代に演劇部に入ったり、社会人になって添乗員を選んだ理由の1つでもある。コンプレックスで職を選ぶなんて、重症だったかもしれない。

というよりは、当時の私は向上心が変な方向を向いておりそんな感じになった。観光の専門学校で勉強していて進路は旅行会社などの職種から選ぶことになり、若いうちしかできないかもと選んだ。

今でも自分に落ち込むことはあるけど、昔のような自己肯定感の低さはない。いつの間にそうなったのか、少し振り返ってみることにした。

人見知りだった中高時代

いま思うと、なにをもって自分を人見知りだと思っていたのか分からない。思い当たるのは、小学校から中学生、高校まで私は年上の人と関わることが少なかった。兄弟の中では一番上だし、親戚に会うのも年に1回くらいで、つまり学校の外で人と交流することが少なかった。

それで、たとえば習い事のピアノの先生に対して緊張して話ができなかったり、バイト先でも上手く同じバイト仲間の人と仲良くなれなかった。

そんな小さなこと・・・でも当時の私にとっては小さなことではなかったことが気になて。自分のネガティブな部分をなんとか克服したいと思っていた。

このままでは社会に出た時ヤバイんじゃないかという焦りもあったと思う。

人見知りを克服しようともがいた

今だから褒めたいなと思うポイントとしては、ちょっとズレた勉強法だったとはいえ、「自分がこうなりたい」と思う方向に努力してたこと。

話し方の本とか読んでた。実際、それはプレゼン用の話し方の本だったので、その頃読んでたプレゼンの話し方の知識がついてプレゼンは今では上手なほうだと思う。

他には、人見知りな主人公が演劇部に入る漫画「ひとひら」に影響されて、高校時代は演劇部に入った。普段はおとなしい人も演劇のスイッチが入ると振り切れることができると高校時代に体感した。

自分の強みに目を向けた方が結局は効率もいい。ということも大人になるにつれて知った。ただ、あのときのもがきたい衝動があったから私は動き続けられたわけで、自分の中と対話し大人になる必要な時間だったんだなと今ならわかる。

治った部分と、治らなかった部分

社会人になり添乗員(ツアーコンダクター)として働く。3年半ほど働いて、ずいぶんと人への接し方で学びは多かった。しかし一方で、「時間をかければできるようにはなるが、普通レベルが精一杯」と気づいた。

自分のコンプレックスから真正面から向き合ったので、添乗員をしなければ見えなかった景色や経験があった。逆に、ここまでやって向いてないと感じたのだから、もういいじゃないかと素直に自分を認めることができた。

そのあと勤めている仕事も人と関わる仕事だが、長期的に顧客と関係を続けたり提案をするのが好きだと気づいた。人見知りといっても、人見知りしない人もいるし、ほんと、単語の意味に惑わされるのよくない。

できない自分を認めて楽になった

そうして私は自分のできない部分とできる部分を知ることで、自分のコンプレックスは気づけば気にならなくなっていた。

なんとなく、大人になったらそう思えるのかなと学生自体の私は思っていたけど、実際にそうなった。世界が学校だけじゃなくなったのもあるかもしれない。

顔については、意外と父からの言葉で救われた。

ある朝、私が洗面台にいたとき。なにをしてたか忘れたけど、そのときの私が自分の容姿に悩んでいるように見えたんだろう。

「お父さんも昔は自分の顔が好きじゃなかったけど、ずっとこの顔だと思ったら諦めがついたよ。」みたいなことを言っていて。

今だとプチ整形も流行っているので、よほど気になる人はその手もあるが、当時の私は意外とその言葉がスッと入って来た。

(たしかに悩んでもしかたないことだな)と笑。

モテるほうでは全然ないけど、人と付き合うことで、人それぞれだなと思うことができた。比べてしまうのが人間かもしれないけど、本当にキリがないもんな。

コンプレックスや劣等感というのは、誰でも持つものらしい。学生のころに読んだ本とかは覚えていないけど、数年前によんだ南海キャンディーズの山ちゃんの本は、芸人時代からの見事な劣等感を書ききっていた。

本を読んで、コンプレックスは自分だけじゃないと思えるのもいいかもしれない。

また、個人的にはコンプレックスは努力して直すか、考え方を変えて前向きに捉え直すか、悩んでもそのままいくかくらいの気持ちで進んでいくしかない。

大人になって私は私の中の適当さを抱いて生きているのかも。

山里 亮太 (著) 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/7/6)
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やしば
■年収240万⇨480万 ⇨休みも増えて趣味や副業に時間を使える ■副業で年60万 ■元添乗員(サービス業) ■メルカリ販売数200個越え ■英語学習はゆるく継続中 そんな28歳の会社員です。