こんにちは、やしばです。
正直に申し上げて、私は貯金できる体質ではありません。家計簿をつけたところで、消費も浪費も投資も多いことはわかっていました。
しかし、2020年の春にコロナ禍で出費が減り貯金が少し増えました。「家計簿の見直しは今しかない」と感じ、もともと無料で使っていたマネーフォワードMEという家計簿アプリをフル活用することにしました。
結果的には、消費・浪費・投資の中でも私は「浪費」と「投資」に使うお金が多いことが分かりました。家計簿のつけ方も定着してきたので、アプリのレビューを含めて書いていきます。
↓最近はこのスタイルになりました
マネーフォワードMEでできること
マネーフォワードMEは、スマホで簡単に家計簿を作れるアプリです。
私は紙の家計簿や「これで貯まる!」とカスタマイズされた家計簿本を買ったことがあるのですが、どうにも続きませんでした。続かなかった理由は、書き忘れるからです。
毎回の出費をレシートやカード明細を確認して書き込む。これが続きませんでした。母親は手書きできっちり書いてたのを知っているので、今思うとちゃんとしてたんだなと・・・。
マネーフォワードMEだと、この書き込む手間がなくなります。例えば銀行口座やカードをアプリに連携させると、自動的に出金入金が記録されます。
ちょっと手間なところ
ちょっと手間なのは、カードの利用歴と口座のカード引き落とし金額が重複してしまうことですね。これは「家計簿」欄で「カード引き落とし」として計上されます。
重複してる明細は「計算対象」をオフにするだけで簡単に除外できます。
これで、重複していた金額の片方が家計簿から引かれて計算が合います。
マネーフォワードのオススメの使い方
使うときは抜け漏れなく!
実はだいぶ前にマネーフォワードMEを無料会員で使っていました。しかし、連携先の数が限られてたので、中途半端な家計簿になってしまい続きませんでした。
よく使うクレジットカード2枚のうち1枚だけ連携して、もう1枚分は手入力ということもできますが・・私の場合は続かなかったです。最初から全連携をおすすめでします。

使っている分だけ連携すると、「口座」欄から全体が見れて便利です。

また、ポイントも連携できます。有効期限のアラートも出てくるので、使い漏れも防ぐことができます。
目的に合わせた仕訳を!
家計簿を見直すにあたって、こちらの動画が参考になりました。家計簿をつける際には「目的が大事」ということです。
私の家計簿の目的は「自分のお金の使い方を見直したい」だったので、動画でも紹介されている仕訳を試しました。
- 変動費(消費)
- 変動費(浪費)
- 変動費(投資)
- 固定費
この4つの項目を、マネーフォワードMEでわかるように工夫します。
既存のカテゴリー名を「固定費」とかに変更できません。(小カテゴリーであれば追加できます)
私の場合は下記のように見分けることにしました。
- 「住所」カテゴリーを固定費
- 「趣味・娯楽」カテゴリーを浪費の変動費
- 「日用品」カテゴリーを消費の変動費
- 「教養・教育」カテゴリーを投資の変動費
食事と交際費はなんとなく別にしています。
明細はカード連携をしているので、ある程度自動で仕訳されます。そこに、自分で決めた仕訳に沿ってカテゴリーをぽちぽち変更すれば家計簿が完成します。
空き時間で編集できるのが良い点です。
3ヶ月分家計を仕分けて分かったこと
「消費」は平均よりやや低め、「浪費」「投資」が多め

カード連携すると、過去のデータも計上されます。
それを元に、過去3ヶ月分を仕分けに沿って整理しました。
その結果、「しっかりお金を使っているなぁ」ということをしみじみ感じました笑。
私個人の考えとしては、旅行に行くものは「浪費」として仕分けていますが、浪費すること自体にそこまで罪悪感はないです。
ただ割合と金額ともに、どれもしっかり使っている。これではいくらお金があっても足りないよなぁと。
私の中でぼんやりつけていた優先順位として、飲み代や外食、娯楽としての衣服やエステは最低限でOK、その分を旅行やライブに使っているイメージでした。
しかし、もう少し改善できそうです。
正当っぽい「自己投資」に注意しよう

過去を遡ってみると、オンライン英会話や実用書をたくさん買っている時期などありました。
いわゆる「自己投資」です。それ自体は悪いことではないですし、役立てていることも多いです。それゆえに出費が高すぎるのもどうかなと。本に関しては継続して読みたいなと思いますが、冷静に判断することも必要だとわかりました。
反対に、まったく自分や設備・ツールに投資せず「消費と浪費」ばかりの人の場合は、将来の投資に回すことを検討しても良さそうです。
キチンと数字にしたことで一瞬で把握できた

マネーフォワードMEの使い方を見直して、自分が何にお金を使っているかがよくわかりました。冒頭でも書いたように「なんとなく消費・浪費・投資それぞれに使っている」ということはわかっていましたが、数字で見るとハッとします笑 また、消費を減らすことで浪費(趣味)や投資に回せていて、自分の家計簿の良い点もわかりました。
無料会員とプレミアム会員の違い
マネーフォワードMEは無料と月額500円の有料会員があります。機能の違いが一覧になっています。
長く使う前提であれば、過去データの閲覧可能期間に制限がない点などメリットは多いです。
ただ、有料会員であっても自動連携の更新頻度は即時ではなく、タイムラグがあります。
有料会員の1ヶ月無料キャンペーンがあるので、キャンペーンを利用して使えそうかお試しするのがおすすめです。
家計簿続かないと思ってる方も、ぜひ試してみてください。