こんにちは、やしばです。
私は専門学校を出てから旅行業界で約7年働いていました。
そこから、IT業界に未経験で転職しました。
転職活動をする中で、IT業界の会社もいろいろ面接を受けました。振り返ると、転職活動を始めた頃の私のIT業界に対するイメージはふわっとしたものでした。
転職活動する中で、具体的に各会社の仕事のイメージができていきました。最終的に迷いつつも、希望の条件+自分に合う社風の会社に転職できたのでよかったですが、最初は雲をつかむような感じでした。
同じような立場にいる方の参考になればと、あくまで私の場合の話を書いていきます。
ちなみに、転職活動では転職エージェントを上手に活用することがおすすめです。
情報を参考にしつつ、自分が納得できる転職活動を進めましょう!
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私は2回転職していますが、1回目はマイナビの転職サイトから。
2回目は上記2社+業界特化のエージェントの3社利用しました。
この辺りの話も、転職活動の欄で書いていきます。
知っている職種のイメージがざっくりしすぎていないか

転職活動をする前、私は経験が活かせる「営業職」と、未経験の「Webマーケティング」の職種も難しいと分かりつつ視野に入れていました。転職エージェントの人に相談すると、基本は経験があるほうが有利。応募できる求人はあるので、難しいかもしれないけど書類は出していきましょうと進めることにしました。
実際、書類が通る会社も少なく面接も苦戦しました笑。面接を受ける中で「Webマーケティング」の仕事も具体的にイメージできたこともあり、そこはスッと諦めることができました。
ちなみに、未経験で「Webディレクター」を募集している求人も気になっていました。転職エージェントの人に聞いたところ、普通はライターやデザインの経験や知識がないと難しい。なぜならプロジェクト型で調整する役割だからとのこと。未経験募集の求人は、あまりおすすめしないとのことでした。
未経験の業界へ転職活動するとき、知っている職種が限られます。
同じ職種でも会社ごとに実際の業務範囲などは異なります。入口はふわっとしていても、具体的にどんな仕事かをきちんと調べることが失敗しないために大事です。
また、IT業界=技術職 というわけでもなく、自社のサービスを販売したりサポートするためには人が必要です。そうすると、クライアントワークをしていた人が活かせる場所もたくさんあるわけです。
今思えば当たり前ですが、最初はこの辺も正直ピンときていませんでした。
もちろん、結局のとこ入社しないと分からないことも多いです。ただ、自分に合っていない(社風など)会社ではないかという、失敗しない目線は大切です。
初めて知ったカスタマーサクセス(CS)という職種

私がより具体的なイメージを持てるようになったのは、セールスの形態を知ってからです。
直近のキャリアが営業だったこともあり、営業職も視野に入れていました。IT業界では営業職を「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」に分けていることが多いと教えてもらいました。
主にSaasを提供しているIT企業の営業の分け方です。Saasのビジネスモデルは月額課金制です。サイトから資料請求をして、詳しい話を聞いて受注になり、自社のサービスを継続利用してもらうのが理想系です。
資料請求があって顧客へコンタクトへ取り商談を作るのが「インサイドセールス」。作られた商談の場でセールスするのが「フィールドセールス」。受注後に顧客の課題を解決するため伴走するのが「カスタマーサクセス」といったイメージでしょうか。
私は顧客と長くフラットに付き合うやりとりが好きだったので、カスタマーサクセスの職種に興味を持ちました。
ちなみに、カスタマーサクセスを知ったのは転職活動の中盤でした。
途中でIT業界に強い転職エージェントを紹介してもらったことがきっかけでした。
最初は興味のない会社も面接を受けていい

ちなみに、転職活動がふわっとしてるなと思ったら、面接をたくさん受けるのがおすすめです。
私も3社活用しながらたくさん面接を受けていきました。正直忙しく疲れる部分もありますが、オンラインだから数を受けやすいのは今のメリットです。
次のキャリアを決める大事なシーンです。求人票で知ってとりあえず応募してみる、というスタンスで面接を受けても良いと思っています。
実際、私は求人票に対してはすべて書類を提出して、面接を受けながら会社の説明を聞くことも多かったです。そこでお話しする人の雰囲気や仕事の内容から、具体的な働くイメージがついていきます。
たくさん面接を受けるメリットは、比較がしやすくなるからです。
IT業界といっても、体育会系の会社もあれば落ち着いた雰囲気の会社もあります。条件面以外にも働き続けられる環境かは、自分との相性が重要な気がしています。
個人的には、IT業界は落ち着いた人が多い印象です。
面接は慣れが必要

私は約3ヶ月間、本業と並行して転職活動をしました。結果的に、面接は短期間でたくさん受けていくことがおすすめです。(ゆっくり検討中の場合は別)
まず受かるために全力で面接は受けますが、いろいろ受けることで多様な会社の雰囲気や考え方を知ることができます。
ちなみに、面接は慣れないと上手くならないです。
面接の本を読みつつ、企業のことを調べて。
ちなみに、今回の転職活動は全てオンライン面接でした。IT業界特有なのか、スーツでなくてもOKの企業も多く、リラックスできるので助かりました。
おすすめの企業情報のまとめかた
また、私は転職活動の前半と後半で企業情報の整理の仕方を変えました。
後半は、企業ごとに面接対策のメモを作成しました。これが時間の限られる中で早く頭が整理されるのでよかったです。
というのも、面接はだいたい3回くらいあります。そうすると、10社受けると1日2社とか3社受ける日もあります。むしろ、オンライン面接だからこれだけ数を受けれたというのはあります。
それだけ多いと、初めて知る会社も多い中で情報が中途半端に整理されたまま面接に臨んでしまうんですね。自分のことは話せても、やっぱり受ける会社目線で話せることが大事。
そこで、私はkeynoteを使いました。

最初に求人票のスクショや、会社のホームページで理念とか気になったところを貼り付けます。

面接の直前に簡単に復習できます。各社の面接を受けながら繰り返し見ることで、業務内容もより具体的にイメージできるようになります。

あとは「志望動機」や「業務内容」「成功事例」といった面接対策の内容を書き込んでいきます。
ちなみに、会社ごとにkeynoteを作りました。
被る内容はコピペすれば簡単に作れますし、会社ごとに内容を練りやすくなりました。
何より一覧にしたことで、受ける企業の理解度があがって質問もしやすくなりました。
転職活動のスケジュール
あくまで参考程度に・・・ですが、私の実際のスケジュールをお見せします。
書類の準備やエージェントの人との面談はもう少し早めに進めていました。
本格的に面接を受け始めたのが7月から9月。緑色とピンク色の欄が転職活動の日程です。

7月の受け始めは面接もポツポツ入る感じです。
それが、1次を通過したら2次の日程が入るのでどんどん重なるイメージです。

お盆は休めます笑。
また、この面接日程の組み方や書類の返答スピードは転職エージェントによってバラつきがあるように感じます。単純にリクルートエージェントとかだと、応募の数も多くて返答に時間がかかるんだと思います。

こんな感じで1日3社とかなると、本業もしながらなのでちょっと混乱します。
なので、keynoteにまとめておけば、忘れてもすぐ見返せるのが便利でした。
内定を辞退した話

ちなみに、内定を辞退した企業もありました。
面接が進む中で、エージェントの人から志望度はどれくらいか毎回聞かれます。ここは、正直に答えたほうが良いです。
辞退した会社は最終面接の段階では志望度も高かったです。
しかし、実は1次面接の時点で、面接官の方に少し違和感を感じました。丁寧で親切なんですけど、なんかな・・という程度の違和感です。ただ、2次や最終面接でお話しする方は良い方ばかりだったので、そこは気にしすぎないほうが良いだろうと思いました。
ただ、内定後の進め方のやりとりに「あれ、やりとりしたことと違うな」ということが数回ありました。
「私、本当にこの会社でいいんだろうか」
最終面接では高まっていた気持ちが、だんだん冷静になっていきました。
ここでお断りするとまた1から面接を受けることになります。内定までも落ちてる企業も普通にあったので、引き止められたこともあり、正直かなり悩みました。
「コロナ禍という状況で他の転職している人と比べるとわがままなのでは(ニュアンス)」ということも言われ、寝るときも考えてしまう数日を過ごしたりしました。
このときよかったのは、関係する人のほかに相談できる人がいたことです。
自分が納得できる転職活動をされた方が良い、と背中を押してもらい内定を辞退することにしました。
自分で納得できる転職活動を

あくまで私の体験談として書いてみました。
やり方、進め方は人それぞれだと思いますが、自分が納得できる転職活動を強くおすすめします。
転職活動を終えて思うのは、あのとき本当に折れずに自分で決めてよかったということです。
転職活動中に「なんか自分詰まってるな」と感じたら、転職した先輩に話を聞いて視野を広げたり客観的な話を聞くことも息抜きになります。
自分に合うエージェントの方も大切。試しながら探していきましょう↓
おおよそベーシックな面接対策が書かれた本です↓
就職の面接と違う面接のポイントをさっと読むことができます。また、転職活動する中で「なんか面接いまいちだったかも」と振り返りたいときにパラパラめくってハッとすることもあります。
基本方針として参考にできる本です。あとは、自分なりに考えた色を出していきましょう。